自閉症スペクトラム指数テストを受けてみた
妻カサンドラから「アスペ(ルガー症候群)」と診断された夫です。
自分と似た人を探して、「アスペルガー症候群」、「ADHD」などのキーワードで検索して、いろいろな人々のブログを読ませてもらっています。
今日訪れたある方のブログで、自閉症の簡易診断テストが紹介されていたのでやってみました。
テストはこちら>自閉症スペクトラム指数自己診断
50問の質問に対して、
- そうである
- どちらかといえばそうである
- どちらかといえばそうではない(ちがう)
- そうではない(ちがう)
の4択で回答して行くと言うものです。
こういう診断テストを受ける時、自分はどうしても「こう言う答えを期待しているんでしょ?」と予測してしまって、過剰に回答する傾向がある気がします。それゆえ、診断結果が真の自分自身を投影しているのか、いつも不安になります。
気になる診断結果は以下の通りでした。
あなたの得点は。
- 社会的スキル 10点
- 注意の切り替え 8点
- 細部への注意 5点
- コミュニケーション 9点
- 想像力 6点
閾値を越えています。
合計すると38点でした(50点満点中)。
この数値が高いのか低いのか?
調べてみると、このテストを開発した千葉大学の若林明雄先生の文献によれば、33点以上をカットオフ値とするようです。
以下引用
すなわち、33点以上には成人のアスペルガー症候群・高機能自閉症者群の9割近く(87.8%)が含まれるのに対し、健常群ではわずかに3%弱(大学生で2.8%、社会人で2.6%)がそこに含まれるのみであった。したがって、AQの得点が33点以上であることが、自閉症スペクトラム上において病理的水準の自閉症傾向を持つことを意味すると考えられることになる。
「病理的水準」という文言に少しショックを受けました。
若林先生の文献には、アスペルガー症候群患者57名のデータがグラフになってでていましたが、それを見る限りは38点と言う結果はアスペ群の中では低い方なのかなと思ったり。
なんにせよ、失感情症気味の自分にとっては、数値で自己分析が出来るのは本当に助かります。
ではまた